こんにちは。みみさんです。
小豆島にあるヤマロク醤油さんに行ってきました。
予約なしでも、もろみ蔵を見学させてくれるので凄くありがたかったです♪
醤油の良い香りに包まれながら貴重なお話を聞くことができましたよ。
ヤマロク醤油について
HPの情報によりますと、創業150年くらいとの事。
見学させていただけるもろみ蔵は100年以上前に建てられた蔵で、国雄有形文化財に指定されています。
歴史を感じる佇まいがとても素敵です。
まず初めに見せていただいたのが、ここで使われている中で一番古い木桶。
約150年ほど使われているものだそうで、まだまだ現役で使われているのがすごいっ!
桶の周りのケバケバしているように見えるのは、古くなっているからではなくて酵母菌がついているのだそう。
使い始めて1年の木桶がこんな感じ。
全然違いますよねっ
醤油が染み出して黒くなる部分に酵母菌が付着して、最終的にケバケバになるのだそう。
(私が勝手にケバケバと表現しているだけですが(笑))
新しい木桶と使い込んだ木桶ではやはり味わいが変わってくるようで、醤油は生きているんだなぁと改めて感じました♪
この大きな木桶の中には約3,600ℓの醤油が入っているそうなのですよっ!!
このサイズの木桶を作るのは難しいらしく、今では作れる方が一人だけになってしまったそうです。
なので、ヤマロク醤油の五代目自ら職人さんに弟子入りして作り方を教わっているのだそう。
すごく無いですか!?
桶から作っちゃうなんて自家製度さらに上がりますよね
こだわり方がハンパなくてカッコ良いです♪
そんな話を聞きながら醤油を見ているとなんだかありがたみが増します。
上から見せてもらうとこんな感じ。
もろみが蓋になっていて雑菌の侵入も防いでくれるとの事。
モコモコしているように見えますね。
(実際触るとどんな感じなんだろ?)
現地やネットで購入可
見学の最後には、こちらで作っている4種類の商品をテイスティングさせてくれます。
- 菊醤(きくびしお)・原料に丹波黒豆を使用。2年熟成
- 鶴醤(つるびしお)・国産丸大豆を使用。2年かけて熟成させた生醤油を再仕込みし、更に2年熟成。約2倍の原料と歳月をかけて作られる。
- ぽん酢・ゆずとすだちの果汁を通常のポン酢より多く使用
- 菊つゆ・菊醤をベースに羅臼昆布と枕崎産かつお節、種子島産の砂糖を使用
どれも美味しくて感動しましたっ!!
すごい!!お醤油の味が全然違うね!!
このポン酢香りがすごく良いね。これで鰹のたたき食べたいなぁ
気に入ったものは、その場で購入できます♪
自宅用とお土産用に鶴醤とポン酢のセットを2つ購入。
これ以上は持ち歩くには重いから、ネット購入することにしました。
結論!買って良かった
家で食べるお刺身が更に美味しくなり大満足♩
夫が食べたがっていた鰹のたたきとポン酢の相性も良かったですっ。
2012年から木桶に関わる食品メーカーさんや流通業者、大工さんや料理人の方が集まって毎年1月に小豆島で新桶を作り技術を広く共有することで木桶のメンテナンスや組み上げができる人材を増やす木桶職人復活プロジェクトが行われているそうです。
一消費者として木桶仕込みの美味しい醤油を残そうとしてくださっている姿勢に感謝。
日本には素敵な職人仕事や文化が沢山あるのに、技術が受け継がれないと消えていっちゃう。
それって悲しいなと思うのです。
だから、これからも購入して応援させていただきますね♪
色々考えさせられて楽しい場所でございました。
小豆島に行った際にはぜひ行ってみてくださいっ。
ではではっ(*´∀`*)