浅草の辻屋本店で下駄を買ったよ♪

こんにちは。みみさんです。

下駄は夏の履き物だと思い込んでいたのですが、１年中OKという事を知り欲しい欲が高まっていました。

草履と違って、洋服に合わせても可愛いしお気に入りを見つけたらサンダルいらないんじゃない？って感じで、履き物をあまり増やしたくない私にとってはウェルカムなわけです（笑）

せっかくならちゃんと鼻緒を挿げてくれるお店で買いたいわ♪って事で、行ってきました浅草へ！

今日は辻屋本店さんで下駄を購入したお話です。

辻屋本店ってこんなところ

創業大正元年(１９１２年)

１００年を超える歴史を持つ和装履物専門店です。

浅草寺、浅草神社のすぐ近く伝法院通りに店舗があります。

取扱商品は、下駄、草履、雪駄など。

店頭にはバッグや柄足袋もあり、見ていて楽しかったです♪

職人さんが常駐していて台と鼻緒を選んだらその場で挿げてくれます。

お店の前の通りにはかなり目立つ人形が。

目印になり方向音痴の私も安心でした（笑）

下駄購入のながれ

①台選び

まずは、好みの台を選びます。

こちらのお店ではこんな感じでディスプレイされていましたよっ

壁一面の下駄！！

なかなか見ない光景です。

素材感も白木、ヤキ、塗りなどがありそれぞれに魅力があります。

形も歯がついているものや、草履型のもの、サンダルに近い形。

好みに合わせて選べますよ。

2枚歯の下駄とか粋でカッコいいですよねぇ。

私はあらかじネットを見て形は右近下駄に決めていました。

歯がついているものは慣れるまでに時間がかかりそうだし、底面にゴムがついていないと滑りそうで怖い。

右近下駄はパッと見て下駄だなって認識できる&現代で最も履かれている形のような気がします。

浴衣とセットで売られている下駄もおそらくこのタイプが多いんじゃないかしら？

ただ、右近下駄と高さのある高右近下駄の履き心地の差がわからなかったのでお店で相談してみようって感じで来店したのでございます。

台選び：みみさんの場合

まずは一通り見る。

質感、素材感を確認してお店の方（職人さん）に質問

こんな感じで、台を出していただきました。

白木の話にもなりましたが、素足で履いた時に足跡が残りやすいと言うのが気になって素材はヤキのままにした感じです。

②鼻緒選び

続いて、鼻緒選び。

下駄の印象が決まる鼻緒選びはかなり迷いました。

和風、洋服っぽい柄、無地・・・

優柔不断の私には難易度高い工程です（笑）

鼻緒選び：みみさんの場合

すると、沢山の鼻緒が入った箱を出してくれました。

カジュアルで可愛い雰囲気の物が沢山あって迷いに迷った私は、

もうイメージがザックリしすぎなんですが、サッと縞柄が多く入っている箱を出してくださいました。

その縞感が好きで結局その箱の中から選ぶ事が出来たので良かったです♪

色が沢山入っている鼻緒が欲しい方に縞柄おすすめですよ〜。

③仮挿げ

台と鼻緒を選んだら、調整のために目の前で挿げてくれます。

写真撮影OKもらったんで何枚か写真を撮らせてもらったのですが、どちらかというとじっくり作業を見たかったのであまり撮らずにガン見してました（笑）

職人さの手捌きカッコ良かったです！！

みるみる出来上がっていく様子に感動♪

ずっと見ていられるよ。

④試し履き

仮挿げしてもらったら試し履きです。

前坪部分の空間が指一本分くらい空く感じで深く履かないのがポイント。

無理やり押し込まず、入るがままにするのが良いんですって。

キツすぎて痛いとか、ゆるすぎてすっぽり足が収まっちゃうようならそこで微調整してもらいます。

私の場合はジャストサイズで調整いらずでした♪

⑤ついに完成

サイズ感に問題がなければ、しっかり仕上げてもらって完成。

可愛い下駄をゲットです♪

下駄はメンテナンス次第で長く楽しめる

鼻緒が弛んだり、裏のゴムが削れてきちゃった時には持ち込むと修理してもらえるとの事。

鼻緒に飽きちゃった場合は辻屋さんの台であれば、鼻緒代のみで挿げ替えてくれるそうなので、長く楽しめるなぁって気がしました。

下駄ってちゃんとメンテナンスしてもらえば寿命を延ばせる良い履き物なんですねぇ。

ミニマルな考え方にも合うからミニマリストの方にも下駄をお勧めしたいっ。

お店によっての違いもありそうなので他のお店でも買って履き比べしたりしてみたいなぁなんて思っております〜。

増やしすぎないように要注意なアイテムに手を出してしまったようです（笑）

とっても楽しいお買い物でございました！

ではでは(*´∀｀*)